HPなしでも宣伝OK?!SEO対策会社が運営する『オウンドメディア』を活用!
『オウンドメディア』なんて言うとなんだか難し気に聞こえますが、要するに自社で運営しているメディア(情報サイト)の事です。
ただし、商品だけを並べているだけの通販サイトなどは当てはまりません。
オウンドメディアとはあくまで、商品の販売から一歩離れたところで、お客様目線に立ち、お客様にとって有益な情報を提供するHPの事をさします。
オウンドメディアとSEOの関係
近年のSEO対策において、『オウンドメディア』の重要性が再認識されています。というのも、Googleのサイト評価が今まで以上に「検索ユーザー目線重視」に変わってきたからなんです。
今までは頻繁に更新されるサイトや、リンクをたくさん持っているサイトが上位表記されやすかったのですが、今はそれに加えて「HPの内容がどれだけユーザーの役に立つか」を積極的に評価しています。
◆「ユーザーの役に立つ」とは具体的にどういうこと?
例えば、あなたが賃貸物件を探しに不動産屋に行ったとします。不動産屋Aと不動産屋Bで同じ家賃の同じ物件を紹介しており、手数料なども同じです。
Aが家賃と間取りなどの物件紹介のみだったのに対し、Bは物件紹介に加えて周辺治安の良し悪しや大家さんの人柄などネット検索では知ることが出来ない情報も交えてアドバイスしてくれたとします。
あなたはきっとBと契約を結びたいと思うはずです。
同様に、検索でサイトを見に来るユーザーもまた、自分に的確なアドバイスや情報提供をしてくれる親切なサイトを好みます。このような方法で、商品の値段やラインナップ以外の部分で、企業のカラーを出すことがお客様に選ばれる秘訣と言えます。
ユーザーに愛されるサイトは検索エンジンも高く評価するので、充実したオウンドメディアをもつことはSEO対策的にもなり、一石二鳥ということが出来るでしょう。
企業として充実したオウンドメディアを持つ利点をまとめると以下の通りです。
◆オウンドメディアマーケティングのメリット
- 顧客の信用を獲得できるので、購買につながりやすい
- 企業イメージの構築でき、競合との差別化を図れる
- 検索エンジンから優良サイトとみなされ、検索表示順位が上がる
優れたオウンドメディアの構築の難点
このようにいいことずくめのオウンドメディアですが、一つ難点があります。それは、構築に時間とコストがかかるということです。
自社で優れたオウンドメディアを作成するには長い時間がかかります。記事を増やしていくだけでも大変で、ライターに依頼すればその分コストもかかります。長期的に見れば、オウンドメディアを持つことは顧客からの信頼を獲得する上でも企業にとって大きな資産になると言えますが、それは一朝一夕にできることではありません。そこで、もっと簡単にオウンドメディアマーケティングを行う方法も合わせてご紹介します。
それは「すでに構築されているオウンドメディアを活用する」ことです。
SEO対策企業の中には独自のオウンドメディアを持つところもあります。
例えば、こちらの『メディアエクシード』という会社は、『Curassy(まとめサイト)』『資格広場』『大学偏差値マップ』など様々な分野のオウンドメディアを運営しています。
こちらではSEO対策サービスの一つとして、自社運営のオウンドメディアにてお客様の会社や事業について紹介する記事を作成してくれます。
もし自分の会社と同ジャンルのオウンドメディアを既に持っている企業があれば、そこで記事を書いてもらえばオウンドメディアマーケティングをしているのとほぼ同じことになりますよね。この方法なら、自社でオウンドディアを新たに作らなくてもよいので、簡単に集客効果を得られます。
オウンドメディアの構築も進めつつ、既にあるオウンドメディアの活用についても検討してみてもいいのではないでしょうか。